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原題:Top Gun
情報:110分、1986
鑑賞時期:2020年8月
視聴環境:On demand
監督 トニー・スコット
製作 ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー
主演 トム・クルーズ、ケリー・マクギリス
言わずと知れたトム・クルーズ主演の『トップガン』。能天気なアメリカン映画。「エンターテイメント映画の基本」という感じのつくり。
なぜいまさら『トップガン』を観たかというと、続編らしき『トップガン マーヴェリック』が近日公開(2020年8月30日現在)だからではなく、大好きなエンタメ映画『ザ・ロック』(ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー主演)製作の二人だからでもなく、拙著『連作・雑木林(1~8)』(記憶の始まり【連作・雑木林1】(百一 里優) – カクヨム) でこの映画をちょこっと登場させて、トム・クルーズが劇中で乗るバイク、”Kawasaki GPz900R Ninja” の話題を出したから。
小説では「赤いバイク」と記憶で書いてしまったのだが、映画を見直すと、黒をベースに中程に赤いゾーンがあるカラーだった。だから、「黒と赤のバイク」と書くべきだったな。まあ、そのセリフを言った玲奈も記憶で言っていたから、間違いは間違いでよしとしよう。主人公に話も通じたしな。
”Kawasaki GPz900R Ninja” とこれもまた記憶で書いてしまったが、”Kawasaki GPZ900R Ninja” と”Z”を大文字にするのが正しいみたいだ。ニンジャ乗りの皆様、どうかご容赦ください。
日本映画ではバイクのエンジン音とか結構適当なのが使われたりすることが多いけど、『トップガン』の”Kawasaki GPZ900R Ninja” のエンジン音は本物のようだ。というのは、カムチェーンの音がよく聞こえてきたから。このバイク、サイドカムチェーンといって、従来は並列4気筒エンジンの真ん中に置かれていたカムチェーンをエンジンの一番外側(サイド)に配置していたから、チェーンが駆動される音が聞こえやすいのだ。
それにしても、カワサキのバイクって、いい音させるよな。