映画雑観『365日のシンプルライフ』

☆☆失恋を機に、究極的ミニマリストから再出発してみた男のドキュメンタリー。

 
原題:TAVARATAIVAS
情報:82分、2014
鑑賞時期:2020年5月
視聴環境:on demand
監督 ペトリ・ルーッカイネン
主演 ペトリ・ルーッカイネン
 
 
失恋を機に、究極的ミニマリストから再出発してみた男のドキュメンタリー。
 
フィンランドのヘルシンキに住む20代の男が、自分を見直すために、全ての持ち物を一度すべて倉庫に入れ、1日に1個だけ物をそこから持ち出していいというルールを自分に課す。期間は365日で、その間、物を買うのも禁止する。食料だけは弟が届けてくれたりする。
 
笑えるのは、最初は真っ裸で、まずは夜中にそのままの格好で(途中でゴミ箱から新聞紙を拾って隠すべきところは隠し)、倉庫の中からとりあえずコートを取り出す。最初は必要なものばかりだが、10日もするうちに、徐々に倉庫に行くのも億劫になり、何日か分をまとめて持ち帰るようになる。
 
マットレスなど大きなものは友達などに手伝ってもらったり、そのうち、何が必要か、友達や弟と相談しながら、持ち出すようになる。時には緊急にいくつか特定の物が必要になるが、その場合でもひとつだけというルールは守る。
 
物が多すぎて、ついに引越し先の部屋に入りきらずに段ボール箱が(自宅内の)廊下にはみ出している自分には、耳の痛い話というか、反省させられます。
なんとかしないと。
 

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