実に久しぶりに自動車雑誌を購入した。
買ったのはCG(CAR GRAPHIC)誌の2018年10月号。
お目当ての記事は、表紙写真にもなっている『アルピーヌA110に国内初試乗』だ。
1日発売で、近くの本屋さんで3日に購入したのだが、平積みにも関わらず残り2冊で、売れ行きは好調のよう。
それを読み終えて(残念ながらあまり長くなかった)、ぱらぱらとページをめくっていたら、ホンダF1の記事があった。
今年からスクーデリア・トロロッソにパワーユニット(PU)を供給しているホンダだが、来年(2019年)からお兄さんチームのレッドブル・レーシング(RBR)にも供給することは、(モータースポーツに興味のある)みなさんもご承知の通り。
モータースポーツ関連のサイトで色々と情報が出ているが、この記事の中には自動車専門雑誌ならではのとても興味深い箇所があり、思わず、笑ってしまった(自分が研究系の仕事をしているから、気持ちがよくわかるからかもしれないけど)。
それは、
“RBRの鬼才エイドリアン・ニューウィーはホンダ製PUの小ささを知ると狂喜乱舞し、現在ファクトリーにこもりっきりで19年モデルのデザインに取り組んでいるとの情報もある。”(p.200)
——という箇所。
現在最高のデザイナーと言われるニューウィーが、そんな調子で設計をしたら、どんなマシンが産まれるのか。
今からとっても楽しみじゃありませんか。
注)Adrian Newey は、エイドリアン・ニューウェイと表記されることが多いようですが、CGの原文に合わせて、”エイドリアン・ニューウィー”と表記しています。
2018-09-06(2018-09-07 加筆・修正)